映画道を極める一直線女子 近藤勇を歴代で当たり役した男と日本歴代最高齢映画スターのベスト3に出現した高倉健?!を公開しました。映画のみで近藤勇も代表的な役の一つにしている月形龍之介も登場します。
<この国の未来と過去の真の俳優の評価の重要性>
この国の未来を思えばこそ、マスコミの東宝やテレビ関係の電通などへの関与が少なく、真に活躍した人物をちゃんと評価すべきです。この国は真の意味での俳優が消えてきています。
*共同制作の作品群を見れば簡単ですが、不正やトラブルが多く出ている電通と東宝は、長きにわたって多くの映画制作でもつるんでいます。
過去の人物をちゃんと評価しないと、映画の未来も危うい現実があります。現在はマスコミやテレビが扱いやすいく済む、お笑い芸人やタレントが増加し低迷しています。お笑い芸人やタレントも魅力がないわけではありませんが、この国の都合がよい人間だけを評価していく暴挙の物も押す必要は大切でしょう。
ちゃんとした俳優を残すためにも、過去の歴代上位の活躍した真の俳優を伝えることは必要です。
<仲代達矢に文化勲章の疑問>
たしか2015年のことです。国が仲代達矢に文化勲章やってしまいました。「あちゃーやっちゃったかー」と思いました。仲代達矢は現代なりにはある程度の上位は位置する俳優ですが、彼は歴代の俳優ではたいしたことがないのも事実です。今からでもルールを改正し、俳優の場合は現在に後見した先人を評価した後に、現代の劣る人物たちの評価を行うことが文化勲章にとっても必要なことでしょう。
歴代1位ともいえる助演が中心の俳優の月形龍之介は、映画500作以上の出演していますが、これは世界記録ともいえる数字です。戦前と戦後の両方で220作以上の映画に出演し、200作以上の主な出演作を残しています。戦前と戦後の両方で220作以上は世界に誰もいない前人未到の記録です。
仲代達矢は150作強ほどに留まっています。主な代表作は30作ほど、誰が見てもわかりますが、代表作も桁違いです。出演数の月形龍之介の500と仲代達矢の150は3倍以上の差があります。
<仲代達矢と三国連太郎と文化勲章>
日本映画に150作以上出ている俳優は歴代では100名以上が存在しています。150作以上の映画出演は日本だけでも100名ほどが存在しており、これだけではたいしたことがありません。仲代達矢にしても、マスコミ的な誇張が含まれた有名作に出演していればよいわけではなく、150作程度なら数以上の質が求められてきますが、また、仲代達矢は代表作の数でも三国連太郎よりも大きく劣っています。
三国連太郎は1950年代から2009年まで明確な代表作に出演していました。仲代達矢の代表作は80年代後半が最後ともいえます。これも大きな差です。ちなみに国は三国連太郎へ文化勲章を授与しませんでした。国は彼を無視したと考えています。これは日本の大きな失態と言えるでしょう。
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