映画道を極める一直線女子 マスコミが放置し続ける”マキノ省三賞の大物映画製作者”、歴代の大人物たちとの軌跡と奇跡を更新しました。
マキノ省三という大人物の業績を新たに今後の未来を見据えています。木村拓哉が三池崇史とのコンビで時代劇映画を2017年に公開するようですね。過去の海外で知られている日本の監督をヘンにリスペクトするのはやめてほしいところです。
仲代達矢も月形龍之介の影響を大きく受けています。仲代達矢は月形龍之介が戦前から形成した主演と助演で活動する土壌を引き継いだ俳優の一人に過ぎません。両者とも主演と助演で活躍した俳優です。多くの主演と助演で長年で活躍した俳優の最初が月形龍之介だからです。ここも似ている点です。大きく違うのは出演作と代表作の数です。圧倒的に月形龍之介のほうが上です。
・主な出演数
仲代達矢 出演150作ほど、主演50作、助演100作
月形龍之介 出演500作以上、主演110作、助演390作
・主な代表作数
仲代達矢 主演20作ほど、助演10作ほど 通産30作
月形龍之介 主演50作以上、助演190作以上 通産240作
月形龍之介の登場リンク
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仲代達矢に文化勲章を与えておいて、その地盤を形成した本当の功労者を放置、月形龍之介がなしということは考えられないことです。存命の人物のみが対象だとしたら、ちゃんと活躍した人物を評価することができなくなるのも文化勲章の大問題です。
<日本という国の文化勲章に関する都合のよい方向転換>
日本という国は2000年くらいまでは歌舞伎などの伝統系の俳優のほかに文化勲章を与えることを拒絶してきました。ですが、2000年くらいから都合のよい方向転換を行って、伝統以外の芸能関連の俳優にも文化勲章を与え始めています。これがさらに狂わせました。個人的にはそのように考えています。
この方向転換を解消するためにはこれまで与える機会にさえ恵まれなかった俳優たちも対象にしなければ不公平です。この国は変にプライドが高く困るところですが、欠点を認めるべきです。文化勲章の対象の方向転換は、これからでも出てきやすいそこそこレベルの俳優を過大評価して、歴代上位の先人をないがしろにすることを意味し、ありえない不公平を生み出しています。
文化勲章に関するこの問題は長く取り上げられていくでしょう。