映画道を極める一直線女子の裏話

愛子による「映画道を極める一直線女子」の裏話ブログです。こぼれ話や感想などを書いていきます。

東宝映画『関ヶ原』や『怒り』が犯した暴挙の真相に迫る

映画道を極める一直線女子 渡辺謙(KenWatanabe)の不倫に電波各社の影 映画の数字と反比例する実積誇張を公開しました。

 

 

今回は最近の映画に関して取り上げてみました。黄金期が考えてても一番楽しいし、面白いわけですがそれだけでは前に進みません。そこそこ刺激的な内容だと思いますが、その辺はメリハリとして申し訳ないところです。

 

 

東宝映画『関ヶ原』や『怒り』が犯した暴挙の真相に迫る

 


時代劇や歴史の題材の映画はおなじような作品ばかりが映画化されている。大河ドラマも戦国と幕末の交互ばかり、低迷している大河ドラマと関連つけた戦国題材や織田信長の登場作ばかりの映画たちこの数年も悪い意味で目立ちます。日本人が本当に製作に関与しているのだろうかと感じてしまうほど、内容や幅が狭すぎる。テレビと映画の悪いつながりがこうした悪循環を生み出しています。

 

 
現在公開している東宝の『関ヶ原』は日本映画専門チャンネル東宝やフジテレビ、KADOKAWA角川)が所有している大映映画作品優遇のCS放送チャンネル)などがオールスターだと宣伝していましたが残念ながら上位の数名ほどだとオールスターではありませんし、最初にこれを知っときは呆然としました。

 
それとどこに映画スターがいるのでしょうか。俳優といえる俳優も少なくほとんどがテレビが擁護しているタレントばかりです。いわゆる大スターもいない。該当しても数名ほどです。これは相変わらずの東宝の過剰な宣伝方法であり、特有の誇張というものなのではないかと考えています。わたくし映画愛子はあまり良いことだと思えません。

 


また、東宝の『怒り』(2016)という映画を最近WOWOWで放送しましたがWOWOWの映画紹介にオールスターだと記されていますが、現実にはたいしたスターは存在していません。これも東宝映画です。東宝WOWOW電通東宝WOWOWとのコンビ映画が多い)の低迷した日本映画界の都合のよい悪あがきです。残念ながら映画の代表作は出演俳優のそれぞれが数本ほどです。

 


渡辺謙 森山未來 松山ケンイチ 綾野剛 広瀬すず 宮崎あおい 妻夫木聡 池脇千鶴 、まあ現代風にある程度は揃えた方だと思います。代表作は皆がごくわずかですが、主演経験がある俳優がいるにはいるわけですから。

 


現代の日本には映画スターの概念のそのものが消滅しているため、事実上のオールスターの概念は消えています。芸能系のスターはいるにはいますが、この現実は受け止めなくてはなりません。

 

 

 

東映映画『関東緋桜一家』に垣間見る日本映画で最後の真のオールスター映画

 


東映の『関東緋桜一家』という作品が存在しています。この作品は日本映画にとって重要な作品だと考えています。この作品はある意味で最後のオールスター映画だと考えているからです。それは映画スターが多く出演しているという面で最後です。

 

東映はこの作品以降もオールスター要素のある作品を公開していますが、真の意味では最後だと考えています。たとえば1978年の『柳生一族の陰謀』という作品がありますが、主演50作は5名のみであり、『関東緋桜一家』の半分以下です。

 

 

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東映の『関東緋桜一家』(1972)または『藤純子引退記念映画 関東緋桜一家』を最後の真のオールスター映画だと位置づけています。その理由の一端は下記にもあります。

 

 

『関東緋桜一家』(1972)のオールスターの該当者 
・主演 藤純子(現・富司純子
・相手役 鶴田浩二 高倉健
・4番手 片岡千恵蔵

ーーーー上記までが主要キャスト
・助演と脇役 

若山富三郎 菅原文太  嵐寛寿郎 水島道太郎 木暮実千代 藤山寛美 渡瀬恒彦 桜町弘子 長門裕之 南田洋子 山城新伍


計15名

 


『関東緋桜一家』に出演している主演映画数と代表作数順(女優は主演とヒロイン数含む)
順位 俳優名  主演数  主な主演代表作数
1.片岡千恵蔵 330作以上 220作以上
2.嵐寛寿郎 260作以上 160作以上
3.鶴田浩二 165作強 約85強
4.高倉健 約130作  約70作
5.水島道太郎 100作強 15作ほど


6.若山富三郎 85作強 約50作
7.藤純子 約75作(*1)約50作(主演は約20)
8.木暮実千代 約70作 約25作
9.菅原文太 約70作(*2) 約50作
10.南田洋子 50作強 約15作

10
11.桜町弘子 約50作(*3)20作強 
12.長門裕之 45作強 10作弱
13.渡瀬恒彦 約30作 10作弱
14.山城新伍 20作(*4)5作強
15.藤山寛美 7作(*5) 特になし

 

(*1)藤純子=現・富司純子
(*2)木暮実千代菅原文太は同じく約70作だが、木暮実千代の方が先に到達し、主演数が多いと判断しているため上位の扱い
(*3)桜町弘子は作品のトップヒロインに該当するもののみ、代表作は「若さま侍捕物帖」や「右門捕物帖」シリーズなど
(*4)山城新伍は助演ということができますが、「風小僧」のテレビドラマ版の映画サイズ版を合わせると主演数は40作を上回る。今回は含んでいません。
(*5)藤山寛美の映画主演はたった7作だが、戦後の喜劇舞台を代表する大スターであるため、オールスターの要因に含む

 

*主演映画300以上=片岡千恵蔵

*主演映画250以上=片岡千恵蔵嵐寛寿郎

*主演数が100作以上の大スター=片岡千恵蔵嵐寛寿郎鶴田浩二高倉健、水島道太郎の5名

 

*ヒロインすう含む主演数が50作以上=

片岡千恵蔵嵐寛寿郎鶴田浩二高倉健水島道太郎、若山富三郎藤純子木暮実千代菅原文太南田洋子桜町弘子 


その他=主演やヒロイン数が約50以上が11名、主演やヒロイン数が30以上が13名も出演しています。


『関東緋桜一家』は日本映画や世界の映画界において、主演映画が100名以上が5名出演している映画の最後の作品です。さらに主演やヒロイン数が約50以上が11名以上の条件においても日本映画や世界で最後の作品です。

 

関東緋桜一家

 

 


スターの該当から外れる他の名優脇役たち


『関東緋桜一家』に出演している有名な助演や脇役を主に活躍した俳優たち
金子信雄 石山健二郎 待田京介 伊吹吾郎 名和宏 遠藤辰雄 天津敏 八名信夫 白川浩二郎 林彰太郎 唐沢民賢 山本麟一 楠本健二 汐路章 成瀬正孝 蓑和田良太 工藤明子 東龍子 中村錦司 堀正夫 矢奈木邦二郎 高並功 野口貴史 村居京之輔 宮城幸生など

 

 

*東龍子(東竜子名義もあり)や名和宏は一時的に主演時期の経験あり

金子信雄 石山健二郎 待田京介 伊吹吾郎 名和宏 遠藤辰雄 天津敏などの助演スターも含めたらスター俳優は22名ほどになりますが、今回は含めていません。

 

 


『関東緋桜一家』は有名な俳優は主演やヒロイン方向が15名、助演や脇役方向25名、合わせると40名も著名な俳優が出演しています。これぞ真のオールスターです。

 

 

 東宝映画『関ヶ原』や『怒り』が犯した暴挙をなんなくお分かりいただけましたら幸いです。

 

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