映画道を極める一直線女子の裏話

愛子による「映画道を極める一直線女子」の裏話ブログです。こぼれ話や感想などを書いていきます。

特定人物を正義を振りかざすようにぶり返し取り上げる不公平と石原裕次郎

映画道を極める一直線女子   

映画歴代対決没発 「七つの顔の男」と7番勝負を公開いたしました。

 

今回は前回のNHKの『日本人が最も愛した男・石原裕次郎』過剰な煽り番組は問題だらけの後編です。石原裕次郎も活躍した人物の一人でしたが、NHKの”最も愛した”の決め付けは大問題です。

 

 

 

高倉健のブレイクできない8年の主演擁護に関与が疑われる片岡千恵蔵美空ひばりの2大スター

 

 


片岡千恵蔵は戦前から大きな活躍をしていますが、戦後は東映の時代劇映画と現代劇映画の二刀流(初めて宮本武蔵を映画12作で演じ、当たり役の一つにしていることから二刀流)で活躍した東映のトップスターでした。

 

高倉健が1956年の映画デビューから8、9年大きなブレイクせずに何故、1964年まで主演をおろされなかったのかと考えるときに片岡千恵蔵の影がちらつきます。表の方でも取上げていますが、二人は映画10作以上の共演がありました。

 

映画愛子は戦前から海外も含めた歴代の俳優に通じている方ですが、当時の映画会社の専属の俳優は当たらなければ
、数年で下ろされています。高倉健は2番手や助演で多く共演していた片岡千恵蔵美空ひばりなどに気に入られ、主演の擁護の部分に関与しているのではないかと考えられます。

 

 

 

映画チラシ 「大菩薩峠」監督 内田吐夢 出演 片岡千恵蔵、長谷川裕見子、中村錦之助

映画チラシ 「大菩薩峠」監督 内田吐夢 出演 片岡千恵蔵、長谷川裕見子、中村錦之助

 

大菩薩峠」は中里介山の有名な大衆小説で、主演320作の大スター片岡千恵蔵の主演によって稀代のヒットメーカー巨匠・渡辺邦男版の3部作と戦前と戦後を通じて数多くの名作や傾向映画を多く作った巨匠・内田吐夢版のダブル3部作=6作が作られた名作です。

 

 

 

特定人物を正義を振りかざすようにぶり返し取り上げる不公平と石原裕次郎

 


これまで何度も誇張している石原裕次郎をまたまた取上げるくらいなら、同じく没後30年の鶴田浩二や没後20年の市川右太衛門のことの方をちゃんと取上げるべきだと感じました。NHKは自分たちも含めたテレビ放送網がグルになってガンガン知名度を定着させてきた人物をぶり返す不公平ばかり行っているように思います。

 

仕事が日々減少している石原プロと石原まき子などのテレビ関係者を優遇していることでもあり、今回は過剰に取上げたのでしょうか、それにしてもあまりのも不公平過ぎます。

 

石原まき子は元映画スターでしたが、1960年代の前半頃から現在と同様にちょくちょくテレビに顔を出すテレビ関係者です。勝新太郎でいうと中村玉緒と同じ存在です。中村玉緒はタレント中心でたまに女優の仕事もしているため、多少は異なっているでしょうが亡くなった夫が一番とテレビで主張している面では大きく通じる部分があります。

 

芸能関係者なら誰でも基本的ですが、夫の実積を少しでも誇張したいのは当たり前ですが、放送局が多様性を排除して、何度もぶり返して同じ人物ばかりを過剰に取上げる状況は、異常事態であるため辞めていただきたい限りです。

 

 

テレビの嘘を見破る (新潮新書)

テレビの嘘を見破る (新潮新書)

テレビは公平に取上げる改善がない時点で半分以上が嘘ばかりという言い方もできますが、バラエティ番組の場合は良くも悪くも誇張した台本も多いです。

 

 

 


『日本人が最も愛した男・石原裕次郎』という誇張という名の虚構と観客動員

 

 

最近も石原裕次郎の特番『日本人が最も愛した男・石原裕次郎』という誇張という名の虚構が含まれた大げさな番組をやっていましたが、これまで何度も誇張している彼を取上げるなら同じく没後30年の鶴田浩二のこともちゃんと取上げるべきだと感じました。

 

石原裕次郎はこれまでも何度も優遇されて取り上げられているからです。NHK東宝やテレビ関係者をまた都合のいい人物を誇張してしまいました。ちなみに「太陽にほえろ!」は東宝のテレビドラマです。石原裕次郎も日活と同時に東宝の関係者です。

 

現在のテレビや映画界は残念ながら東宝が独占的な権力を振るっている状況です。これも影響しているというのでしょうか。


石原裕次郎は1956年当時の当時のマスコミの煽りも重なり、過剰なブレイクしてからの数年間で燃焼的に活躍したわけですが、映画スターとしての最大のピークは戦後でもワーストの年数でした。東千代之介が1954~1960年の7年ほどと判断していますが、石原裕次郎はさらに下回る1957~1962年の5、6年ほどであり、主演70作以上の俳優では戦後でワーストの短さだと判断しています。


まさにマスコミの過剰な宣伝が招いた話題性によるスターの顔も少なからずはあったわけです。ですが、NHKはこのことを無視していました。

 

日本のこうした過去の芸能を誇張する番組は良い部分のみしか取り上げません。視聴者に取上げているからという理由で良いイメージだけを受け付ける番組は現代に好ましくありません。

 


石原裕次郎は1957年から1962年の5、6年間を主に爆発的に観客を呼んだため、1950年代の前半から1970年代前半まである程度の安定して観客を呼んでいた鶴田浩二とはトータルの観客動員ではさほど差がなかった部分もありそうです。いえ差はかなりありましたが、1962年以降の事実上の裕次郎ブームが去って以降の年間観客動員ベストテンのランクイン数や1962年以降の観客動員では鶴田浩二の方が完全に上でした。これは事実です。

 

 

 

テレビに映る中国の97%は嘘である (講談社+α新書)

テレビに映る中国の97%は嘘である (講談社+α新書)

取上げている部分のほとんどが政治のひどい部分になるので嘘といえば嘘かも知れません。