映画道を極める一直線女子 ○作連続主演数世界1位 映画俳優の大記録を掘れを公開しました。
今回は盛りだくさん【○作連続主演数世界1位】、【鶴田浩二の1971年から1975年までの主演映画数】、【大記録 10年連続主演映画数が5作以上】、【三船敏郎の映画人生3度の年間主演5作以上】、【三船敏郎がまさかのワーストとも言える記録とマーロン・ブランド】、【戦後の主演映画数が150作以上の現実】、【戦後の主演映画150作、世界で2名のみ】、【大記録 戦後の年間主演5作以上の連続年数の俳優たち】、【12年連続主演数5作以上で途絶える】、【江戸っ子判官とふり袖小僧】などの多数の要素で取り上げてきました。
記事の内容が多くあり過ぎても問題があると思うため、今回はどこまでを含めて、どこで終着させるかで悩みました。いくつかの構成を考えましたが、鶴田浩二の部分を多く入れることができず、次回に先送りとなっってしまいました。
片岡千恵蔵の部分を次回に咲き延ばそうかとも悩みましたが、ある程度の文少数は大切だと感じたため、今回で公開しました。またFC2ブログはカテゴリー数の上限が10までと制限があるため、映画愛子としては使いにくいところを感じています。その文、はてなブログは制限がなく、カテゴリー数を多く利用したい際には有効ですね。
前回の表の記事は、【鶴田浩二の1965年から1970年までの主演映画数】、【大記録 戦後の映画大スターの主演数100作への到達順】、【大記録 戦後映画大スターの年間主演映画数10作】を中心に取り上げています。
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映画道を極める一直線女子 世界最速1位はあの人 大記録が語る映画スターたちの真価
世界最大の黄金スターたちと映画記録 記録 大記録を掘るとして記事を公開し、表でリンクを引いていた”片岡千恵蔵の忠臣蔵映画の裏話”部分はついつい筆が進んでしまっため、書いてしまったものを公開用にして公開します。
片岡千恵蔵は戦前のサイレント時代にブレイクしてから40年ほどの長期にわたって映画スターだった俳優です。大ヒットした吉川英治原作の初の大ヒット作となったすでに巨匠・稲垣浩による宮本武蔵映画の新作を撮影していた時期に休養期間がありました。休養なら映画に出演していないのではと考えられるでしょうが、それは違います。
片岡千恵蔵は自分の映画会社千恵プロ時代から日活時代に1930年代の明朗時代劇の事実上の形成と牽引、旅物時代劇の形成と牽引、ナンセンス時代劇の形成など形成と牽引の大きな活躍からすでに国民的スターであったため、休養中にも当時専属だった日活は何らかの形で新作や映画を公開したかったのでしょう。それが忠臣蔵映画であり、1941年にも主演作と出演作が公開されていました。
ナンセンスとは何か。
1941年に忠臣蔵の改修作2本が公開されました。『忠臣蔵 天の巻 新篇(前編)』と『忠臣蔵 地の巻 新篇(後篇)』です。これは1938年に大ヒットした『忠臣蔵 天の巻(前編)』(監督=巨匠・マキノ正博、のちのマキノ雅弘)、『忠臣蔵 地の巻(後篇)』の改修作、現代でいうディレクターズカット版に近いといえるかもしれません。
前編は片岡千恵蔵が演じる浅野内匠頭が主役です。後編の『忠臣蔵 地の巻 新篇(後篇)』(監督=池田富保)は阪東妻三郎の大石内蔵之助が主役で、片岡千恵蔵は立花左近で2番手的な役柄でした。前後作で別々の主人公が存在している忠臣蔵映画、総集編が存在することでも有名な作品です。
<鈴木清順が日活の創立100年のときに披露した名作時代劇映画>
日活創立100年を記念した時にリリースされました。先日亡くなった鈴木清順が日活の創立100年のCS放送のチャンネNEKOの番組企画で子供の頃に観たこの映画を”日活の映画でもっとも印象に残る作品”に選んでいました。個人的にもHD版をだいぶ前に観ていますが大名作でした。俳優の豪華さももちろんですが作りすぎないよさ、リアルさの排除、アニメと通じる部分、さまざまな面で今では不可能な内容です。
マキノ雅弘は時代劇4大巨匠の1人に数えられるとおり当然ですが、池田富保という監督も巨匠という位置づけの評価をしています。
<『忠臣蔵 地の巻』の監督 知られざる戦前の時代劇映画の巨匠・池田富保の存在>
その理由はいくつかありますが、日本の映画大スター1号の尾上松之助の主演作を多数手がけて、、戦前では最多数のオールスター時代劇映画を監督しました。また、多くの大作を手がけ、日活時代には同じく日活へ移籍してきた阪東妻三郎と主演と助演も含めて12作以上のコンビを形成、脚本や監督作など高く評価される存在でした。
日本映画の父でマキノ雅弘の父や牧野省三&尾上松之助にも気に入られていた人物だから、大スター・尾上松之助の妹との結婚が許された人物でした。
監督数は戦前のみで約90作、脚本数も80作、原作も30作以上手がけました。俳優でも活動しており、4役で220以上の通産分野で映画界に貢献した人物だったといえます。
戦前を代表する大衆小説として名高い『富士に立つ影』も池田×阪妻のコンビで映画化されて好評を博しました。
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